初めてタイ王国を訪問しました。3泊4日でバンコク市内及び近郊都市とアユタヤを巡り、現代建築、寺院、遺跡、マーケットなどを駆け足で回りました。交通手段はタクシー、水上バス、トゥクトゥク、地下鉄、電車(BTS)を駆使しての移動となりました。バンコク市内は公共交通が整備されており、移動がスムーズに出来ました。
下の写真は初日の午後5時頃のチャオプラヤ-川を走る水上バスからシーンです。沿岸に次々と建設中の高層マンションが立ち並んでいます。購入層は地元の富裕層と中国人投資家が多いそうです。
アジアンティ-ク ザ・リバーフロント
19世紀後半、シャム王国(タイ王国の旧名称)はデンマークのイースト・アジアティーク社がチーク材を海外に送り出すための最初の船着き場となった場所とのことです。
アジアティークは、イースト・アジアティーク社の建物を修復・復元し、広大な敷地内に、総数約1,500もの店舗とレストラン約40店舗があるそうです。
しかし、期待していたほど歴史的な雰囲気は残っておらず、横浜の赤レンガ倉庫をもっと雑多な感じにしたアミューズメントパークといった感じでした。

散策後に川沿いのイタリアンレストランで夕食としました。美味しかったですが日本と変わらない価格でした。

アジアンティーク内のカリプソ・キャバレを食事の後に観劇しました。
どのガイドブックにも、バンコクの夜の見どころの一つと書かれていますが、正直一度みれば良いかな・・・という感想です。金額を考えると特にお勧めはしません(笑)
アユタヤ遺跡車をチャ-ターして、早朝にバンコクを出発してアユタヤ遺跡を視察しました。下部写真は「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」(1357年建立)正面の高い円錐状の建物(スリランカ様式)は高さ72メートルの寺院で登ることができます。その下の写真は寺院の上まで登り、降りてくる際の風景です。町が一望できます。


横たわる巨大な涅槃像。昔は金箔が塗られていたとの事。
屋台でお線香とお花を買って仏前にお供えしました。
地元の人々が涅槃像の前で熱心にお祈りする姿がとても
印象的でした。数年前にスリランカを訪れた際も、同様な
印象を持ちましたが、同じ仏教でもルーツの違いで信仰の
考え方が大きく違うものだと感じた次第です。

アユタヤ遺跡見学の途中で、チャオプラヤー川沿いにあるタイ料理レストランでランチをとりました。アユタヤ名産の川海老のグリルを注文しました。このサイズ(長さ≒25cm)はアユタヤでもなかなかとれない貴重品との事でした。上品で繊細な味でした。値段もそれなりに高級でした。
人気パワースポットの「ワット・プラ・マハタート」


「ワット・プラ・ケオ」(エメラルド寺院)

同じ仏教寺院でも日本とは丸で違う宝石をちりばめた装飾過多のデザインに圧倒されました。モザイク状のタイルや石を組み合わせて張って、その上に金箔をはっている部分もあります。モザイクのタイルなどは西アジアのイスラム建築の影響もみられると思いました。

「カオサン通り」電車の路線からは外れた場所ですが、国際色豊かな若者が多く、洋服や屋台、飲食店、マッサージ店、ホテル等など並び、これぞ東南アジアといった雰囲気に浸れる活気のある通りです。1時間250バーツ(1バーツ≒3.5円)でタイ式マッサージを受けました。地元客も多い店でとても上手でした。

ルーフトップバ-「オクターブ」、話題のスポットに行ってみました。BTSトンロー駅近くのマリオットホテルの屋上(49F)にあります。途中で雷が鳴り店じまいとなりました。(笑)
ホテルを早朝に出発し「ダムヌアン・サドゥアック水上マーケット」に行きました。バンコクは「水の都」とよばるだけあって、運河が多くこの手のマーケットが数多くあるそうです。手漕ぎのボートやモーターボートと船も色々あり、場所によっては船で埋め尽くされていますが暗黙の了解があるようで、うまくすり抜けながら進んでいきます。ここは観光客がほとんどの様です。売られているものも、日用雑貨、食料品もりましたが、お土産類が多く見られました。


「メークロン市場」国鉄メークロン駅の線路上の市場です。列車が通過する度(1日4回)に、テント式の屋根をたたむ珍しい光景を見てきました。見物人の身体すれすれの所を電車が通過します。(徐行運転ですが)因みにこの電車にも乗車し、その光景を車窓からも見ることが出来ました。日本人の感覚からすると、危険極まりない事で常識では考えられないのですが、ここでは日常の光景なのです。世界の広さを痛感しました。
出発前に皆で記念写真をとりました。
市場でフルーツの大様こと「ドリアン」を買って食べました。初めて食べましたが本当に美味しかったです。ガイドさんによると沢山食べては駄目で、お酒と一緒に食べるのもNGとの事でした。一緒に行った友人も私も小心者なので、誰もチャレンジする人はいなかったので真意は分かりません。(笑)

ナイトマーケット「鉄道市場」です。衣類、アクセサリー、グルメ、ライブ、バーなどがひしめき合う巨大マーケット。写真は最寄り駅カルチャーセンター駅隣のデパート屋上から撮影したシーンです。午後7時をまわっても、場内は屋台のコンロの熱も加わり、40℃気温ぐらいに感じ、一通り歩いて隣のデパートへ退散しました。(汗)
タイの方は穏やかな方が多く、タクシーににってもクラクションをあまり鳴らしたりせず、
駅の電車も日本の光景と変わることのない様子でした。
但し、コソ泥のような目に会いましたので(汗)、
基本的には治安も良く良識ある人が多いのですが、タクシー、飲食店、屋台などで支払いや注文の際は、充分に注意を払った方が良いですね。