シチリア島視察(ピアツッア・アルメリーナと近郊の町) |
宿泊したアグリツーリズモの宿(villa Torigona)です。パレルモからレンタカーで約4時間かかって到着しました。ピアツッア・アルメリーナの郊外に位置しています。
かつての貴族の館をホテルへリノベーションした建物です。広い敷地内をのんびり散策、プールもありました。のんびりするには最適な場所でした。
森の中で近くには何も無いところでしたので、夕食を予約しておきました。地元の食材をたっぷり使った料理は、普段食べているイタリアンのイメージとは違った、野菜中心の素朴な家庭料理風でした。ワインも2種類あり計5.6杯頂きました。デザート(食べ切れませんでした)付きで 一人€ 25程程度でした。
建物全体が中世の頃を感じるレトロな雰囲気で、部屋は広くて優雅な感じで居心地の良いホテルでした。
下の写真はピアツッア・アルメリーナ旧市内を見上げています。まさに丘の上の城砦都市です。
翌朝、チェックアウト後に世界文化遺産に指定された、カザーレのローマ離宮(Villa Romana Del CASALE)へ向かいました。ホテルから約20分程度の距離でした。第二次大戦後に発見されたそうですが、未だに誰がいつ頃建てられたかは分かっていないそうです。
見事なモザイクタイルの床が見所で、一説にはコロッセオで当時行われていた、奴隷と猛獣の戦いに使われた、猛獣を収めて富を得た商人の別荘との説もあるとの事です。
AM10:00の開館と同時ぐらいに入館したので、数人ていどの見学者でした。約1.5時間ほど見学して次の目的地へと出発しました。
ピアツッア・アルメリーナから約2時間ほど走り、バロック建築のまちラグ-サに到着しました。
この町は山の中に浮かぶひょうたん島のように、深い渓谷に囲まれた東西二つの町の塊からなっています。
写真は西側新市街から旧市街イブラの遠景。
旧市街イブラにあるサンジョルジョ聖堂。1693年の震災後、東にあった聖堂が移築再建されたもの。
地元の建築家ロザリオ・ガリアルディの代表作(1739年)。
サンジョルジョ聖堂の下はまるで演劇の舞台のような広場を中心にバロック様式の教会や貴族の館が
点在しています。
聖堂内部。
ラグ-サのふもとの南側を走る道路より、イブラのサンジョルジョ聖堂を見上げた遠景。
ラグーサから約1.5時間走り、バロック都市の代表都市であるモディカに「到着。チョコレートの町として
世界的に有名な町との事、しかし、時間が無く写真のサンジョルジョ聖堂とその周辺を散策しました。
この聖堂も建築家ロザリオ・ガリアルディの作。