山陰散策(松江~境港) |
さっそく松江大橋をわたり境港へと車を走らせました。
車窓から見た松江市内は城下町であることから掘割りや古い伝統的建築物が多く、またそれらがきちんと整備されて残っていました。
中海を走り江島大橋(かなりインパクトがある橋で、まるでジェットコ-スタ-のようです。)
を渡ると鳥取県境港市になります。境港市は山陰地方は元より、日本海側では最大の水産都市です。また漫画家・水木しげるの出身地であり、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターの銅像がならぶ水木しげるロードが有名。
江島大橋は国土交通省が1997年度に着工。総事業費228億円をかけ3.25メートルの二車線の車道と両側に1.5mの歩道を備えた全長1446mの橋です。
これまで、島根側の江島と鳥取側の境港を結ぶ道路は中海・宍道湖の淡水化のために作られた中浦水門だけしかなく跳ね橋のため船が通るたびに通行止めになると言う不便と
総重量14トン以上の車の通行が出来なかったため観光バスは、バスだけ通過し乗員は全員歩いて渡ると言うような珍事が起きていたとのことです。
橋の構造は、橋脚と橋げたが一体になったPC(プレストレストコンクリート)ラーメン構造」
「ラーメン」とはドイツ語で「額縁の枠」を意味し、橋全体で外部からの力に耐える仕組みになっています
中央に位置する二本の橋脚の間隔が250mありPCラーメン構造の橋としては、浜名湖の浜名大橋を抜いて東洋一世界でも三番目の長さを誇ります
水木しげるロ-ドhttp://www.medamaoyaji.jp/を散策しました。
帰路は鉄道の旅になりました伯備線(はくびせん)で松江から岡山へ向かいました特急「やくも」で2.5時間の旅です。伯備線は岡山県倉敷市の倉敷駅から新見駅を経て、鳥取県米子市の伯耆大山駅に至る西日本旅客鉄道の鉄道路線です。
雪の山陰の風景を見ながら車内販売で買ったさば寿司とビ-ルでゆったりとした優雅なひと時を過ごしました。
岡山駅に18:30につき、18:40発東京行きの新幹線のぞみにのり東京へと向かいました。
初めての山陰の旅でしたが、歴史・文化・自然・食事・人どれをとっても素晴らしく心地よい時間を過ごすことが出来ました。今回は駆け足での旅でした、次回はゆっくりと訪ねたいと思いました。