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by ykk-diary
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木造建築の防耐火について
去る3月10日、東京ビッグサイトで開催されました、木造建築の防耐火についての講習会
に参加しました。
冒頭に、講師の安井氏より、去る2月1日の糸魚川市市街地大火災の報告がありました。
延焼したほとんどの木造建築が、準防火地域に指定された昭和35年以前の裸木造(防火
の対策がされていない建築)であったこと、燃え残っていた建物は殆どが準耐火又は耐火建築
であった。法以前の木造建築物でも、せめて開口部のガラスを網入りガラスにし、軒裏が防火
構造になっていれば、燃える時間を遅らせることができ、延焼被害を小さくする(減災)こと
ができたのではないかとの見解でした。
また、古い建物でも近年リフォームをした痕跡のある建物も見られたが、確認申請の適用範囲
外のために、準防火地域内の法令に対する提案が見受けられられなかった。
確認申請の有無を問わず、現行法の意図を理解して、できる限りの提案をすることが大切ではな
いかとの補足がありました。

延焼実験の結果から、木が1分間に燃えすすむスピードは約1mm程度で、厚さ30mmの板を
バーナーで燃やした際に、燃やした裏面を手で触っても熱くなく、温度が上昇していない結果
が説明されました。
一方で、不燃材である金属板や石膏ボードの場合、それ自体は燃えないが、裏面の温度が上昇
してしまい、付近の可燃物に延焼する可能性が高くなるとの説明でした。

近年は木造建築がこれまで不可能であった、中大規模の範囲まで可能となる法制化が進んでき
ています。しかし、建築士でも防火・耐火に関する知識が充分でないのが現状で、なんとなく
木造は火に弱い=危険との見方がまだ根底にある事が、木造建築が増えていかないことにつな
がっていると思われます。
今回の講習会を通し、木が燃えることが危険なのではなく、燃え方をコントロールできないこ
とが危険であることを改めて認識しました。

燃え代設計(柱や梁が、火災である程度燃えても構造耐力を維持できる断面を有する木のサイズ)
や、不燃材との組み合わせ、火元から距離を離すなどして、木造の長所を活かした火事に負けない
安全な設計に取り組みたいと思います。

また、防火・耐火の設計にあたっては単純に火災のみではなく、複合的(強風、地震、津波)
に起きた際に、甚大な被害が生じることを念頭におく必要があるとのお話がありました。
特に老人や子供、不特定多数の利用する建物については、出火防止、燃え広がりの抑制、避難経路の
安全措置の総合的な視点から設計を行う事の重要性を再確認しました。




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by ykk-diary | 2017-03-20 16:48 | その他
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