社員研修視察旅行(ベトナム・2日目) |
年始に行って参りました研修旅行記2日目のご紹介です。
今回の視察旅行は、活気あるベトナムの街を体感すると共に、
ベトナムを代表する建築家である、
ヴォ・チョン・ギア氏の建築を見る事も大きな目的でした。
風土を生かした魅力的な建築をいくつも手掛けている、ヴォ・チョン・ギア氏。
2日目は、その中の一つ、Wind and Water Barへ行って参りました。
ホーチミン市中心からタクシーで1時間半程のビンズン省にそのカフェはあります。
タクシー移動中も、街の様子が見られるので良い観光になりました。
カフェ&バーに到着です。
こちらの建物、事前に写真や資料で予習をしていたのですが、
思っていた風景とは、ちょっと様子が違います。。
まず目に入ってきたのは、看板の奥に見える水面。
水面に掛かる緑色のテントの屋根。さらに奥には木々が見えます。
竹に囲まれた趣のあるアプローチを進むと、
その奥には、森の中でお茶をするような、
屋外のカフェエリアが広がっていました。
小さな噴水や水草が浮かんだ水面と、竹などの植栽の間に客席が配置され、
木漏れ日の中、ゆったりとお茶の時間を楽しめます。
カフェの建物自体は、改修中の様子でした。
こちらも、竹構造の建物で、アーチがきれいな建物です。
駐輪場も竹構造です。
水上に掛けられたテント屋根の下には、
Barの客席がありました。(当初は竹構造の建物でしたが、現存しておりませんでした。)
Barの周囲の水面は、人が座った視線の高さくらい地面より上がっています。
水面がより近くに感じられ、
視覚的にも、体感的にも暑いベトナムの気候を少し和らげてくれる様でした。
まさに、建物の名の通り、ベトナムの風と水と自然を感じられる気持ちの良い場所でした。
Barの当初の姿を目にすることが出来ず、
残念ではありましたが、
風土に溶け込んだ、自然に回帰する建物空間の演出を体感でき、
とても貴重な体験でした。
つづいて、ホーチミン市内に戻り、街を散策です。
観光客にも人気のベンタイン市場に立ち寄りました。
雑貨から食べ物、色々なものがあり、とても賑わっていました。
ビテスコ・フィナンシャルタワー
地上68階建て(高さ262M)のこの超高層ビルは、
ハスのつぼみをモチーフとしたデザインとのことです。
49階の展望台に上って来ました。
ホーチミン市を流れるサイゴン川が眼下に見渡せます。
ビルもたくさん建っています。
その後、タワーの中にあるフードコートにて昼食です。
ベトナムに来て初のベトナム料理とあって、
王道のフォーや、生春巻き、店員さんに勧められた料理名の分からないもの等々、
どれもとてもおいしく頂きました。
夜は、サイゴン川のクルーズ船で夕食を!ということで、
サイゴン川へ向かいましたが、クルーズ船が見つからず。。
勘を頼りに川岸をひたすら歩くと、、大きな船を発見。
常時停泊している船ではありましたが、
サイゴン川からの風が気持ちよく、
ホーチミンの夜景をバックにした演奏を聴きながらの
ちょっと贅沢な夕食となりました。
そして、ホテルへの帰り道。
大きな交差点の歩道にある酒場で、
夜になっても静まらない車とバイクを眺めながら、
地元のお酒でもう一杯もまた、ホーチミンの街を感じる良い時間となりました。
スルメ売りの少年からスルメを購入中です。
異国の空気を存分に満喫した一日でした。
(3日目につづく)